慶應義塾體育會準硬式野球部
慶應義塾體育會準硬式野球部

概要

部訓

準硬式野球部は、野球を愛し、部を愛し、塾を愛する集団である。

1.自ら思考して実践する。
克つとの執念をもって自らも思考し、自立に努める。
2.不断の努力で成果を得る。
与えられている機会を生かし、自らの目標達成に熱中すること。
3.思考・努力の不足を常に自覚する。
成果に満足することなく、常に不足を自覚し、思考、努力を継続する。

 この部訓は、福澤先生の独立自尊など建学の精神をはじめとし、小泉先生や塾諸先達の説いた自律、端正、独立と協生、練習は不可能を可能とするなどの文言で表される塾の理念を踏まえ、その要諦を福澤先生語録の『知る』『為す』『自覚する』に則り作成されたものであり、準硬式野球部員の将来に亘る人格形成を図ることを目的とするものである。

準硬式野球とは

準硬式野球とは、硬式と軟式の中間のボールを使用した野球です。
 このボールは、正式には軟式H球と呼ばれ、外側は軟式球と同じ天然ゴムできていて、中身は硬式球と同じ素材が使われています。プレイする上では、硬式野球とほぼ同じと思ってよいでしょう。
 現在、準硬式野球部は全国の大学でおよそ350の部が活動し、関東だけでも準硬式部員は2000人を超え、全国規模で行なわれる大会もあり、海外遠征も頻繁に行なわれています。


所属リーグ

慶應義塾体育会準硬式野球部は、明治、早稲田、法政、立教、東京からなる「東京六大学リーグ」に所属しています。
東京六大学リーグは、最古の歴史を誇り、春季・秋季にリーグ戦が土日を中心に開催されています。

所属団体

我々準硬式野球部は、1949年に創立し、1954年より本塾體育會に所属する部です。

施設

グラウンドは、「日吉台野球場」(学校から徒歩5分)で慶應義塾高校硬式野球部と共用で使っております。グラウンド内には、室内ブルペンが2つあるなど、環境にとても恵まれています。

日吉台野球場 ブルペン

また、蝮谷(日吉体育会施設)には、専用トレーニングルーム(1階)、ミーティング・ロッカールーム(2階)からなる2階建ての部室が2006年に完成し、技術のみならず体力の向上に不可欠な環境が整っています。

部室看板 部室全体

練習

練習は主に週6日、8:30~14:30(慶應義塾高校硬式野球部との兼ね合い)で行っています。
多くの選手は、練習後部室にあるトレーニングルームで個人的にウエイトトレーニングも行っています。
春と秋には六大学リーグ戦、春には関東大会といった公式戦に参加していて、リーグ戦制覇、全日本大会出場・優勝に向け日々努力を重ねています。春と夏に合宿を行なっています。
また、我が部は試験期間前は長期自主練習期間を設けており、各自が課題克服に向け独自のメニューを組み練習に取り組んでおります。

部員

我が部は、外部生・内部進学生、現役生・浪人生など様々な部員から構成され、経済学部・商学部・文学部・法学部・理工学部・環境情報学部・総合政策学部・看護医療学部といった、様々な学部生が所属しています。
ほとんどの選手が高校でも硬式もしくは軟式野球部に所属していて、多くは長年の経験者です。上下関係にはメリハリがあり、練習同様、オンとオフの切り替えを大切にしています。